サックスのメンテナンスはいつ行えばいい?専門店が徹底解説!
みなさんはサックスを吹いていて疑問に思ったことはありませんか?
いつ,どのタイミングで点検やメンテナンスに出したらいいのか?
今回はそんな疑問に答える内容となっております。
ぜひ最後までお楽しみください。
メンテナンスに出すべきタイミングは?
まずはメンテナンスに出すべきタイミングについて解説いたします。
まずは調子が悪いと実感したとき
当然ですが音が正しく出ない,音程が極端に悪くなってきたなど楽器の様子がおかしいと感じたら一度メンテナンスに出してみてください。
そのまま放置しておくとより症状が悪化して修理代が高くなってしまうことも。
また,万全の状態でない楽器での練習は効率が悪くなったり,変な癖がついてしまうこともあります。
少しでもおかしいと感じたらすぐにメンテナンスに出してみましょう。
季節の変わり目
調整やバランスが崩れやすいのが季節の変わり目です。
サックスには動物の革やコルクなど天然由来の素材が多く使われています。
そのため温度の変化や湿度の変化でそれらの素材の状態が変化します。
特にコルクなどは膨らんだりつぶれたりして音程を悪くさせることも多いです。
調子の悪さを実感していなくても季節の変わり目にメンテナンスを行うことをおすすめします。
本番の前・調子を整えたいとき
不思議なことにサックスに限らず楽器というのは本番直前などの重要なタイミングで壊れたり故障したりします。
そういった事態を防ぐためにも本番前に一度メンテナンスを行うことをおすすめします。
また,本番前でなくてもスランプや何か練習がうまくいかないときなどもタイミングの一つです。
その不調の原因が楽器の不調によるものだったというケースも少なくありません。
楽器の状態は突然悪くなることもありますが,ほとんどの場合少しずつバランスが崩れていくことがほとんどです。
そうなるとなかなか自分では気付きづらく見落としがちです。
リフレッシュの意味を込めてメンテナンスに出してみるのはどうでしょうか?
長い間使用していなかったとき
学生の頃以来演奏していなかったけどまた再開したい,知人などから古い楽器を譲ってもらったときなど長らく使用されていなかった楽器はほとんどの場合状態が悪いです。
保管状態や年数にもよりますが,オーバーホールなどの高額な修理になる可能性もあります。
無理に使おうとせず,一度お近くの楽器店に見てもらうことをおすすめします。
当店がおすすめしているタイミング
ここからは上記でご紹介した以外にも当店でおすすめしている点検やタイミングについて解説したいと思います。
一カ月点検
新品で楽器を購入してからや,オーバーホールや全タンポ交換を行ってから一カ月をめどに一度点検・調整を行うことを推奨しています。
先ほど説明した通りサックスには天然由来の素材のパーツが多数使用されています。
それらは楽器に組み込まれてから安定するまで少し時間がかかります。
そのため当店では購入や大規模なリペアから約一カ月後に一度調整に出していただくことをおすすめしています。
多くの場合バランスが崩れていて調整の必要がある状態になっています。
一カ月点検では預かりではなく,店頭調整で十分な状態にできます。
お忙しいとは思いますが時間を見つけてご来店していただくことを推奨します。
半年から年一度のメンテナンス
サックスという楽器は定期的なメンテナンスが必須の楽器です。
学生の方など使用頻度の高い方は半年に一度,2週間に一度吹くかどうかというような方は年に一度,全分解してのメンテナンスをおすすめしています。
当店ではこういったタイミングに必要な全分解調整などがセットになったメンテナンスパックをご用意しております。
以下に内容をご紹介します。
・全分解してのクリーニング
普段はパーツがあってお掃除できないところも分解してクリーニングを行います。
特に管体やレゾネーターの汚れは音色に影響を与える場合もあるので丁寧に磨きます。
・キイのガタとり
サックスは金属同士が触れている部分が多いため使用しているうちに摩耗してガタが出てくる場合があります。
こういったガタは振動の伝達効率を悪くするだけでなくキイの動作にも影響を及ぼします。
・注油・組立
グリスやオイルなどは全て新しいものに交換します。
・全体調整
最後に各キイの動きは正しいか,キイの開きは正確かどうかをチェックします。
このメンテナンスパックを定期的に行っていただければオーバーホールや全タンポ交換などの高額な修理は基本的に必要がないと考えております。
まとめ
いかがでしたか?
メンテナンスのタイミングなどは判断が難しくなかなか出せていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日々の演奏を楽しむためにも定期的な点検を行い楽器を万全の状態に保ちましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

