「手元にあるサックス、型番やモデルがどこに書かれているのか分からない……」
「中古で譲ってもらったけれど、分かるのはブランド名だけ。これっていくらぐらいで売れるの?」

このようなお悩みをお持ちの方へ。
サックス専門店が、モデル名・品番・シリアル番号の調べ方を分かりやすく詳しくご紹介します!

さらに、主要ブランド(ヤマハ・セルマー・ヤナギサワなど)それぞれの特徴や刻印の位置、確認時の注意点についても解説しています。

なぜ「モデル名・シリアル番号」が大切なのか

サックスを買取に出すときや売却するとき、また修理を依頼するときには、モデル名や製造番号の情報がとても重要になります。

これらの情報は、楽器の価値やグレードを正確に見極めるために欠かせません。

〇買取査定額を決める根拠になる(旧モデル・現行モデル・限定品など)
〇製造年や製造国を把握できる(例:セルマーのフランス製 or 台湾製など)
〇修理・メンテナンス時に必要なパーツを特定しやすくなる
〇メーカー公式の保証対象かどうかを確認できる

サックスのモデル名・品番・シリアル番号はどこにある?

サックスは、アルト・テナー・バリトンなどの種類やメーカーによって刻印の位置が多少異なりますが、基本的には次の4か所に記載されていることが多いです。

① ベル(朝顔)部分の外側

もっとも目につきやすい場所で、メーカー名・モデル名・ブランドロゴなどが刻印されているのが一般的です。

「YAMAHA YAS-62」などのように、型番まで記載されていることが多い
一方で、装飾的なロゴのみでモデル名の記載がない場合もある(特に旧モデルやカスタム品)

② ボディ裏側・ネック下の支柱付近

ベルと主管をつなぐ支柱の近く、あるいはネック受け周辺には、シリアル番号(製造番号)が刻印されていることが多く見られます。

✅ 数字のみで構成されている場合もあれば、「T○○○」や「N○○○」のように記号が付いているケースもあります

③ ネック(取り外し可能な部分)

特に上位モデルや交換用ネックが存在する機種では、ネックそのものにシリアル番号や刻印が入っていることがあります。

「C1」「E1」など、音色の傾向ごとに分かれたネック型番がある場合もあります(ヤマハなど)

④ 彫刻プレートやサムフック裏(限定モデルなど)

一部のカスタムモデルでは、サムフック部分やボディ側面にプレートが取り付けられており、そこに限定番号や製造地が刻印されていることもあります。

ブランド別|モデル名・シリアル番号の確認方法と特徴

ここからはブランド別に、モデルとシリアルナンバーの確認方法をごs倒壊します。

YAMAHA(ヤマハ)

日本を代表する世界的ブランドで、刻印が見やすく、初心者向けからプロモデルまで幅広いラインナップがあります。

型番の例

YAS-280(初心者向けアルト)
YAS-62(中級者〜上級者向け)
YAS-875EX(カスタムモデル)

シリアル番号の位置

ボディ裏側(主管下部)に「YAMAHA」ロゴとともに数字が刻印されている
ネックに「C1」「E1」「V1」などの刻印が入っていることもある

シリアル番号と型番が分かれば、製造年の特定につながる場合があります。

Henri Selmer Paris(セルマー・パリ)

フランスの伝統あるメーカーで、ジャズ・クラシックを問わず多くのトッププレイヤーに愛用されています。

型番の例

Super Action 80(SA80)
Series II / III
Reference 54 / 36
Supreme(最新フラッグシップモデル)

シリアル番号の位置

ボディ裏側(支柱付近)やトーンホール下付近に刻印されていることが多い
製造番号は、Selmer公式情報の一覧表と照合することで製造年を確認可能

特にSeries II以前の「Mark VI」や「Balanced Action」などは、非常に高価な買取対象になることがあります。

Yanagisawa(ヤナギサワ)

日本が誇る職人系ブランドで、プロ奏者や吹奏楽奏者から非常に高い支持を集めています。

型番の例

A-WO1 / A-WO2(現行モデル)
A-901 / A-902(旧モデル)
S-WO37(ソプラノ高級モデル)など

シリアル番号の位置

ボディ背面の主管下部に数字(例:001234)が刻印されている
ネックに小さく「YANAGISAWA」の刻印やモデル名が入っている場合もある

旧モデルであっても、状態の良い個体や限定カラーなどは高価買取が期待できます。

Cannonball(キャノンボール)

アメリカ発の個性派ブランドで、ブラックニッケル仕上げや彫刻デザインが特徴的。若い世代からも人気があります。

型番の例

A5-BR(アルト)
T5-HS(テナー)
Big Bell Stone Series(大型ベル仕様)など

シリアル番号の位置

ボディ裏の支柱部分やベル下部
プレートに「USA」や「Stone Series」といった刻印が入っていることもある

キーに天然石の装飾が施されているモデルは、希少性が評価されて査定額アップにつながることもあります。

製造年の調べ方について

ブランドによっては、シリアル番号から製造年を確認できる一覧表が公開されています。

〇セルマー・パリ:公式サイトで「シリアル番号→製造年」の対照表を確認可能
〇ヤマハ:型番とシリアル番号を照合することで製造年代をある程度推測可能
〇ヴィンテージモデル:リペアマンや専門店による鑑定が必要になる場合もある

モデル名や番号が不明な場合の対処法

「刻印が薄くて読めない」「型番プレートがなくなっている」といった場合でも、ご安心ください。

次のような情報をもとにモデルを推定し、査定することが可能です。

✔全体写真(正面・側面・ベル・キー部分)
✔キー形状・パーツ配置・トーンホールの位置
✔ネックやジョイント部分の構造
✔ケースや付属品の有無(純正ケースに型番シールが貼られていることもあります!)

よくあるご質問(Q&A)

Q:シリアル番号だけで正確な買取額は分かりますか?

→ A:シリアル番号は、製造年やモデルを特定するうえで重要な参考情報になりますが、最終的な査定額は楽器の状態によって大きく変わります。

外観の傷み、音出しの状態、タンポの消耗、ネックのガタつきなどもあわせて確認されます。

Q:改造・カスタムされたサックスも買取できますか?

→ A:はい、カスタムネック付きや特殊仕上げのモデルも歓迎しています。

ただし、改造内容によって査定額が変動する場合がありますので、事前に内容をお知らせいただけるとスムーズです。

まとめ|サックスのモデル名・品番・シリアルをチェックして賢く売ろう!

項目 内容
モデル名の確認 ベル・主管の刻印/付属ケース/カタログ照合など
シリアル番号の位置 主にボディ裏側(支柱付近)やネック
ブランドごとの特徴 ヤマハ=明確/セルマー=刻印精細/ヤナギサワ=番号のみ 等
情報が不明でも査定OK 写真・形状・仕様から推定査定可能!

いかがでしたか?

まずは、お手元のサックスがいまどのくらいの価値を持っているのか、ぜひ調べてみましょう!

お問い合わせはこちらから!

静岡県 浜松市のサックス専門店

楽器工房 鰐田商店

〒434-0015 静岡県浜松市浜名区於呂2931-6

Tel:054-477-2861

ABOUT ME
Ryusei
中学から吹奏楽部にてサックスを始める。中高と吹奏楽を学び、大学ではビッグバンドサークルに所属。その後は独学でフュージョン・スムースジャズを勉強中。吹奏楽、ジャズ、フュージョンと多くの音楽ジャンルを経験し、現在はその知見や楽器に関する知識を生かしサックス専門店にて勤務。