ヤナギサワといえばややピンクがかった管体を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

丁寧なつくりと明るくやわらかな音色も特徴です。

憧れている方も多いのではないでしょうか。

今回は「ヤナギサワのソプラノサックスラインナップまとめ」についてご紹介します。

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ヤナギサワ ソプラノサックスラインナップまとめ

引用元:柳澤管楽器公式ホームページ

アルトサックス・テナーサックスの項でもご紹介した通り、ヤナギサワのWOシリーズは「ライト仕様」と「ヘヴィ仕様」で構成されており、それぞれ音質や吹奏感が異なります。

それぞれの仕様の特徴を見てみましょう。

ライト仕様(WO1・WO2)

軽い吹奏感を活かしつつも音痩せしない、しっかりとした響きを持つ。

ヘヴィ仕様(WO10・WO20・WO37)

太い音と豊かな響きを持ち、重量感のある吹き心地を楽しめる。

ヤナギサワのアルトサックス・テナーサックスラインナップの記事でも解説しております。是非合わせてお読みください。

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それではヤナギサワのソプラノサックスのラインナップとその特徴、仕様を見て行きましょう。

S-WO1

引用元:柳澤管楽器公式ホームページ

標準価格 462,000円(税込)

S-WO1は軽い吹奏感のライト仕様。

ヤナギサワのソプラノサックスのラインナップの中では最も安価な普及モデルとなります。

最安モデルとはいえさすがのヤナギサワと言える造りで、前モデルから様々な改良が加えられています。

High F#キー付き、白蝶貝キーボタンと充実した仕様で、シンプルながら美しい彫刻も入っています。

ヤナギサワの持つノウハウが惜しみなく投入された、初心者~上級者まで幅広いプレイヤーに愛されているモデルです。

S-WO2

引用元:柳澤管楽器公式ホームページ

標準価格 539,000円(税込)

S-WO2に搭載されているメカニズムはS-WO1とほぼ同じですが、管体に使用されている材質が異なります。

S-WO1はBrass(ブラス)、S-WO2はBronze Brass(ブロンズブラス)と呼ばれる材質が管体に使用されています。

それぞれの違いを見てみましょう。

Brass(ブラス)とBronze Brass(ブロンズブラス)の違い

真鍮は銅と亜鉛の合金。特に亜鉛の添加量でその特性は大きく変化するため、添加量の違いによりそれぞれに名称もつけられている。

例:

・亜鉛量1~2% 雷管用銅

・亜鉛量4%~22% 丹銅

・亜鉛量28%~32% 七三黄銅 など。

ヤナギサワはこの材質の配合割合により、サックスに適した「まろやか」な音色が得られることを発見。

「ヤナギサワブラスシリーズ」は明るく豊かな響きが特徴で、ポップスなどにも適します。

「ヤナギサワ ブロンズ シリーズ」は豊かな音色でありながら非常に音の伸びが良く、コンサートホールの隅々まで美しい音が広がるため、特にクラシックに向いています。

特に吹奏楽やクラシックをメインに演奏する方は、響きや抵抗感を重要視する傾向があります。

S-WO1より高めの価格設定となっていますが、そういったプレイヤーにはこちらの方が向いているでしょう。

S-WO10

引用元:柳澤管楽器公式ホームページ

標準価格 588,500円(税込)

S-WO10は鳴りの良さと豊かな響きが売りのモデル。程よい抵抗感を持つ「ヘヴィ仕様」です。

S-WO10と次にご紹介するS-WO20は、ヤナギサワサックスの代名詞とも言える「アッパースタイルネック」となります。

スタンダードネック

引用元:ヤマハ公式ホームページ

アッパースタイルネック

オクターブ機構が異なるのがおわかりいただけるかと思います。

多くの他社プロモデルが軽い吹奏感に向かう傾向の中、響きを損なわずに重厚感のあるしっかりとした吹き心地の楽器に仕上がっています。

ある程度の抵抗感がある楽器を好む方におすすめのモデルです!

S-WO20

引用元:柳澤管楽器公式ホームページ

標準価格 693,000円(税込)

S-WO20は、S-WO10のブロンズブラス版となります。

管体をブロンズブラスとする事で「ヘヴィ仕様」の長所である鳴り、響きより高まっています。

その分抵抗感はT-WO10に比べてやや増しますが、コンサートホールなどで「遠鳴り」させた時の気持ち良さは別格です。

特に吹奏楽、クラシック奏者の強い味方となるでしょう。

S-WO3

転載元:柳澤管楽器公式ホームページ

標準価格 968,000円(税込)

S-WO3は、シルバーソニックと呼ばれる銀を素材とした管体を使用した、深く芳醇、かつパワフルな音色を追求したモデルです。

ネックはストレートの一体型です。

管体は真鍮よりはるかに比重の思い銀を使用しているため、かなりの重量があります。

重量に比例して楽器を鳴らすためのブレスにもそれなりのパワーが必要となるため、使いこなすにはある程度の体力、技術、経験が必要となるでしょう。

S-WO37

転載元:柳澤管楽器公式ホームページ

標準価格 1,188,000円(税込)

S-WO37は、ヤナギサワの最高級モデルであり、WO3と同じくシルバーソニックとよばれる銀を使用しています。

S-WO3との違いはネックがデタッチャブル式(取り外し可能)であることとHighG#キイが装備されていることです。

驚くほど高価ですが、芸術品とも言える美しい仕上げ、手に吸い付くようなキイアクションなど、確かな職人の技術を感じる一級品です。

音色は全体的に太くダーク。それでいて音のエッジが立つ高温の倍音をしっかり含んでいるので、どんなシチュエーションでも音が埋もれる事なく力を発揮してくれます。

マイク乗りも良く、全力で吹き込んでもさらなる「その先」を予感させてくれる懐の深さを持つため、まさに一生を通して向かい合って行ける楽器と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

決して安価とは言い難いヤナギサワのソプラノサックスのラインナップですが、その理由はおわかりいただけるかと思います。

楽器の持つ性能はもちろん、芸術品の域ともいえるルックスを併せ持ったヤナギサワのソプラノサックスは、どれを選んでも必ずあなたの良きパートナーとなってくれるでしょう。

今回は「ヤナギサワのソプラノサックスラインナップまとめ」をご紹介しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

静岡県 浜松市のサックス専門店

楽器工房 鰐田商店

〒434-0015 静岡県浜松市浜名区於呂2931-6

Tel:054-477-2861

ABOUT ME
Ryusei
中学から吹奏楽部にてサックスを始める。中高と吹奏楽を学び、大学ではビッグバンドサークルに所属。その後は独学でフュージョン・スムースジャズを勉強中。吹奏楽、ジャズ、フュージョンと多くの音楽ジャンルを経験し、現在はその知見や楽器に関する知識を生かしサックス専門店にて勤務。