今回はTheoWanneから販売されているDURGAについて詳しく解説していきます。

Theo Wanneを代表するマウスピースと言ってもいいDURGA。

今回は数あるラインナップの中からDURGAに焦点を当てて比較していきます。

ぜひ最後まで読んでみてください。

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TheoWanne セオワニとは?

世界トップクラスのマウスピースへの知識とリフェイスの腕を持つThwo Wanne氏が立ち   上げたサックスのマウスピースブランド。

ビンテージマウスピースのオマージュ品や知識や経験を生かしたオリジナルマウスピースなど幅広いラインナップを揃えています。

特にハイエンドモデルではハンドメイドにて生産しており、品質も高く安定しています。

著名なプレイヤー達に使用されており、世界中のサックスプレイヤーから高い評価を得ています。

Theo Wanne氏 経歴

1986年 10代の頃、ワシントン州の自転車屋でカスタムフレームの設計・手作りを行い、金属加工スキルを習得。

1998年 大学卒業後、ヴィンテージおよび新品マウスピースの販売店「Mouthpiece Heaven」を設立。

ジョシュア・レッドマンやクリス・ポッターなど、世界的なトッププレイヤーのマウスピースのリフェイス(調整)を手掛け、瞬く間に数年待ちと言われるほどの人気となる。

2005年 自身の名を冠したブランド「Theo Wanne」でのマウスピース製造を開始。わずか数年で世界有数のメーカーへ成長。

TheoWanne公式ホームページ

DURGAについて

DURGA(ドゥルガー)はTheoWanneのラインナップのうちの一つです。

DURGAはヒンドゥー教の戦いの女神の名前に由来しており、由来の通り激しくエッジのある音色が特徴です。

冒頭でも書いた通り、DURGAはTheoWanneを代表するモデルです。

TheoWanneのマウスピースはビンテージマウスピースなどの有名なマウスピースを、現代の技術でオマージュしたものが多いのですが、このDURGAはオリジナルの設計で作られています。

また、オリジナルということもあり、改良も頻繁に行われており、2026年4月現在で5世代目となっています。

前述したとおりエッジのあるハイバッフル系のマウスピースですが、暖かく深い音を出すこともでき、さらには渋いサブトーンまで何でもこなせる表現の幅広さを持っています。

DURGA3種類を徹底比較

ここからは現在販売されているDURGA3種を比較していきます。

DURGA Ⅴ Hard Rubber

まずはハードラバーのDURGAです。

一般的にはメタルが人気ですがラバーも負けてはいません。

演奏のしやすさや表現の自由さはラバーハイバッフルの最高傑作の一つと言っていいでしょう。

まず手に取って驚くのはその軽さです。

本当にラバーでできているのかを疑いたくなるほど軽いです。

しかし、ひとたび息を入れればその軽さからは予想もできない程パワフルな音で答えてくれます。

ラバーハイバッフル特有の独特な高音も心地よくなってくれます。

メタルに比べるとパワーで負けるかもしれませんが、ラバーにしか出せない表現があったりコントロール性が高かったりと決して劣っているという事はありません。

目的に合わせて購入されるのが良いと思います。

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DURGA Ⅴ Metal

最も人気のあるモデルと言っても過言ではないマウスピースです。

素材は真鍮で表面は24金メッキが施されています。

ハイパワーでロック的な音を出してよく、渋くジャズ的なサブトーンも一級品と表現の幅がとても広いマウスピースです。

非常に汎用性の高いマウスピースであり、実際に吹いてみるとその人気の理由がよくわかります。

Theo Wanneの技術の粋が詰め込まれており、表現力、コントロール性、音色、見た目などどこをとっても夢のようなマウスピースです。

世界中のプロ奏者達が使用しているのも納得させられるマウスピースです。

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ULTRA DURGA Ⅴ

2024年の秋に世界限定30本で発売されたマウスピースです。

素材は非常に硬度の高いステンレスを使用しています。

素材の違いだけでなく、内部構造などの設計も全く異なりTheo本人曰くDURGA Ⅵと言えるくらいには違うようです。

普通のMetalとの大きな違いは素材だと思います。

ステンレスで作ることでステンレス特有の鋭くとがった音色を出すことができます。

しかし、ステンレスになったからといって表現の幅広さは失われていません。

ファットでウォームな音ももちろん出せます。

また、ビーク(くわえる部分)の高さが他のTheo WanneのMetalよりも厚く作られており、アンブシュアは作りやすく感じます。

このビークの違いによるものかどうかは分かりませんが、他のTheo Wannのマウスピースと比べると鳴りのツボが少し違うように感じました。

比較

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まずバッフルですが、ラバー・MetalのDURGAはステップバッフルです。

一方、Ultra DURGAはステップは無くなだらかになっており、多くの溝が刻まれています。

また一般的なのDURGAに見られるような、バレット状のくぼみもありません。

レールの長さや太さは同じで、ここは共通のようです。

Metalには表面に金メッキが施されているのに対して、Ultraの方はステンレス剥き出しです。

ステンレスの方が腐食やキズに強いため、このようなことができると思いますが、超硬ステンレスを鏡面仕上げするのはかなりの時間と手間がかかると思います。

まとめ

いかがでしたか?

今回はDURGAシリーズの比較をお送りしてきました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

静岡県 浜松市のサックス専門店

楽器工房 鰐田商店

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ABOUT ME
Ryusei
中学から吹奏楽部にてサックスを始める。中高と吹奏楽を学び、大学ではビッグバンドサークルに所属。その後は独学でフュージョン・スムースジャズを勉強中。吹奏楽、ジャズ、フュージョンと多くの音楽ジャンルを経験し、現在はその知見や楽器に関する知識を生かしサックス専門店にて勤務。