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ジャズを聞こう!【おすすめCD Jazz Sax編5選】

突然ですが皆様CDで音楽を聴かれていますか?

最近はストリーミングサービスで音楽を聴かれる、というかたも多いと思います。

もちろん私も毎日様々なストリーミングサービスを活用させていただいておりますが、音質に拘りたい、大好きな作品を手に入れ、CDプレイヤーにセットして、スイッチを押し再生されるまでのワクワクを楽しみたい!という音楽再生機材好きな方もいらっしゃると思います。

そんなCD党の方やこれからJAZZのCDを買ってみたい、という方向けに今回の記事では、『ジャズを聞こう!【おすすめCD Jazz Sax編5選】』を書かせていただきます。

この記事の監修
聴いておきたいジャズサックスプレーヤー8選【アルトサックス編】素晴らしいジャズサックスプレイヤーはたくさん存在しますが、多すぎてどの人から聞いていいかわからない!という方も多いのではないでしょうか?今回は森山瑞樹先生監修、聞いておきたいジャズサックスプレイヤーについてご紹介します!...

1.ART PEPPER / Meets the Rhythm Section

 1枚目は“Meets the Rhythm Section”ハイ、これは名盤ですね!

無人島に1枚だけCD持っていける、としたら個人的に間違いなくナンバー1のCDです。

島にCDプレイヤーが無いのが分かっていても、CDだけでも持っていきたい位、素晴らしいアルバムです。

さて、個人的思い入れが強すぎて若干の暴走を感じておりますが、このアルバムについて一言だけ述べさせていただきたく思います。

どうぞ最初の20秒だけでいいので聴いてみてください。

20秒にこのアルバムの素晴らしさがギュッと詰まっております。この先に素晴らしい演奏が待っている事が確信される20秒です。

個人的1推しCDです。

2.JULIAN’CANNONBALL’ADDERLEY /Cannonball’s BossaNova

ジャズのCD紹介では無かったの?と怒られそうな気もしますが、2枚目にはこちらのアルバム”Cannonball’s BossaNova”をおすすめさせていただきます。

ジャズ史において偉大な功績を残したアルトサックスプレイヤーの1人、キャノンボールアダレイの”ボサノヴァ”アルバムです。

アメリカのジャズミュージシャンがブラジル音楽のボサノヴァを演奏するのって正直どうなの?というのは頻繁に話題に挙がる事なのですが、このアルバムを聴けばジャズファンも、ボサノヴァファンも納得、ニッコリの名盤です。

このアルバムの素晴らしい点の1つが、主役のキャノンボールアダレイ以外全員ブラジル人ミュージシャンによる本物のボサノヴァ演奏、という事です。

このブラジル人ミュージシャン達を率いていたのが若干21歳のセルジオメンデスでした。

セルジオメンデスといえば1966年発表のマシュケナダのカヴァー演奏によって世界的に名を轟かせたブラジルを代表するスターです。

その世界的なヒットの4年前に参加していたレコーディングがこのアルバムです。様々なストーリーを巡りながら聴きたくなる、素敵なCDです。

3.SCOTT HAMILTON / Tenor Shoes

 続いてはテナーサックス奏者スコットハミルトンのアルバムTenor Shoes”を紹介致します。

現在65歳、円熟のテナーサックス奏者スコットハミルトンは、1930年代のスウィングジャズを現代に伝える名プレイヤーです。

1970年代に活躍し始めたスコットハミルトンは、当時のフュージョンブームには目もくれずスウィングスタイルの演奏で数多くのファンを獲得してきました。

甘く深い響きの音色、軽快なスウィング演奏、バラードでの歌心溢れる演奏と3拍子そろった芸術的な演奏者です

そんなシブいオジサマ的なイメージのあるスコットハミルトンですが、今回紹介するアルバムは1979年スコットハミルトン25歳時の録音です。

私は正直このCDを聴いた時、演奏者は50歳くらいのプレーヤーとイメージしておりました。

その後25歳の時の演奏と知り、衝撃を受けました。若いのにシブい!大満足のジャズテナーサックスCDです。

4.SERGE CHALOFF/ Blue Serge

 ここまでアルトサックス、テナーサックスと紹介してきたので公平?にバリトンサックスのCDも紹介させていただきます。

“Blue Serge”は1957年33歳で夭逝された、名バリトンサックス奏者サージチャロフ晩年の作品です。

サージチャロフの素晴らしいバリトンサックスのサウンドと、そのバックを務める3人メンバー、ピアノのSonny Clark、ベースのLeroy Vinnegar、そして偉大なドラマーPhilly Joe Jonesが最高なアンサンブルサウンドを生み出している名盤ジャズアルバムです。

バリトンサックスを聴いたことのないかたにもオススメのCDです

5.MILT JACKSON / Olinga

 今回ラストに紹介させていただくのはソプラノサックスをお楽しみいただけるCD ”Olinga” です。

このCDのリーダーはヴィブラフォン奏者ミルトジャクソンで1974年の作品です。

こちらの”Olinga”ではサックス奏者ジミーヒース(Jimmy Heath)がほぼ全編ソプラノサックス(ブルースチューンのThe Steel Benderのみテナーサックス)で参加しております。

ジミーヒースは2020年1月19日に急逝したサックス奏者で、作曲家としても『C.T.A.』、『Gingerbread Boy』や、『New Picture』など挙げきれない程たくさんの名曲を残しており、演奏者としても数多くのミュージシャンから称賛される名プレーヤーです。

ジミーヒースはテナーサックスだけではなくこのアルバム”Olinga”にて演奏されているソプラノサックスのプレイも本当に素晴らしく、今回はソプラノサックスをたっぷり楽しめるアルバム、という事で“Olinga”を紹介させていただきました。

まとめ

今回はおすすめCD Jazz Sax 5選を書かせていただきました。

これまで本当にたくさんの素晴らしいジャズサックス奏者が数多くの名録音を残してくれました。

また、現代のサックスプレイヤーでも聴き応えのある刺激的なジャズプレーヤーがたくさんおります。

次の機会には今回紹介しきれなかった、現代に活躍中のプレーヤーの紹介もさせていただきたいと思っています。

今回は『ジャズを聞こう!【おすすめCD Jazz Sax編5選】』についてご紹介させていただきました。

ご覧いただきありがとうございました!

ABOUT ME
森山 瑞樹
森山 瑞樹
昭和音大卒業後、2017年短期渡米、NYで研鑽を積む。現在静岡、浜松を基盤に演奏、音楽教室講師を務める。クラシックサックスからジャズサックスへの奏法の違いを日々研究している。 好きな練習は『オーバートーン』。