様々なジャンルに取り入れられているサックスですが、やはりジャズのイメージが強いのではないでしょうか?
聞く機会は少ないかもしれませんが、クラシックでもサックスは大活躍します!
今回は「サックス名曲選【クラシック編】」をご紹介します!
大垣女子短期大学音楽総合科卒業。
第16回長江杯国際音楽コンクール第5位。第61回大垣市新人招待演奏会出演。
これまでにサクソフォンを長瀬正典、渡邊愛子、遠藤宏幸に師事。
ヤマハ音楽振興会認定講師。浜松生涯学習音楽協議会指導員。
サックス名曲選~ソロ~
A・GLAZOUNOV アルト・サクソフォーンと弦楽オーケストラのための協奏曲 変ホ長調
サックスのオリジナル作品のなかでは古典扱いになります。
単一楽章で15分ほどの長さがあります。
音大生の卒業演奏試験などでよく演奏されます。サックス協奏曲の中で最も有名な作品です。
Paul Creston アルトサクソフォンのためのソナタ Op.19
グラズノフと並ぶ定番曲です。特に2楽章はサックスオリジナルの作品の中で最も美しいと言われています。
またサックスよりもピアノ伴奏が難しい(演奏不能レベル)ことでも有名です。
PAULE MAURICE プロヴァンスの風景
女性の作曲家です。
5つの楽章に分かれていて聞きやすく親しみやすいメロディーで演奏会での定番レパートリーです。
特に2.3楽章は1,2分ほどの曲で譜面も優しいのでアマチュアの方でもチャレンジしやすいです。
サックス名曲選~アンサンブル~
G.Pierne 民謡風ロンドの主題による序奏と変奏
高校生のアンサンブルコンテストや、音大生、プロのリサイタルの定番レパートリーです。
4本のサックスがバランスよく目立ちます。(バリサクが難しくてかっこいいです)
サックス名曲選~吹奏楽~
真島俊夫 Seagull~アルトサクソフォンと吹奏楽のためのバラード
吹奏楽界の巨匠、真島さんの作品です。よく演奏会などでプロの方を客演で迎え演奏されます。
真島さんの作品はアレンジ物もオリジナルもとにかくサックスが目立ちます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?派手なイメージのサックスですが、こうした繊細な表現も可能なのがサックスの面白いところだと思います。
少しでもクラシックサックスに興味を持っていただけたら幸いです!
今回は「サックス名曲選【クラシック編】」をご紹介しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!