サックスのマウスピースは、吹奏楽・クラシック向けと、ジャズ向けに大別されます。
吹奏楽・クラシック向けのマウスピースについては、コントロールがしやすく息も入れやすいため、これからサックスを始めるという方にもまず最初に使っていただきたいマウスピースです。
今回はおすすめの吹奏楽・クラシック向けマウスピース【アルトサックス・テナーサックス編】についてご紹介します!
大垣女子短期大学音楽総合科卒業。
第16回長江杯国際音楽コンクール第5位。第61回大垣市新人招待演奏会出演。
これまでにサクソフォンを長瀬正典、渡邊愛子、遠藤宏幸に師事。
ヤマハ音楽振興会認定講師。浜松生涯学習音楽協議会指導員。
この記事の監修
おすすめの吹奏楽・クラシック向けマウスピース【アルトサックス・テナーサックス】
セルマー S90 180
吹奏楽、クラシック向けマウスピースの中で最もポピュラーなモデルです。
初心者から音大生、プロまで幅広い人に選ばれています。クセの無いコントロール性で息も入れやすく、柔らか、かつ華やかな音色です。
セルマー S90 170
S90-180とともに、吹奏楽、クラシック界で多くの人に選ばれています。特にここ数年で一気に人気が出てきました。
180よりオープニング(マウスピースの開き)が少し狭く、180よりも少なめの息で芯のある音を鳴らすことができるのが特徴です。
セルマー S80 C★(Cスター)
S90シリーズと同様昔からの定番商品です。S90シリーズより少しオープニングが広く、輪郭がはっきりしていて深みのある音色です。
吹奏楽、クラシックはもとよりジャズ、ポップスなどオールマイティな活躍が期待できる、扱いやすいマウスピースです。
セルマー コンセプト
その分S90やS80シリーズよりも少し息圧を必要とするので上級者で選ばれてる人が多いです。キンキンとする音色が苦手な方や、息のパワーに自信がある方に特におすすめです。
バンドレン オプティマム AL3、TL3
リードで有名なメーカー、フランスのバンドレンのマウスピースで、メーカーを代表するモデルです。
ティップオープニングは狭めで、まとまりがよく少量の息でも華やかで上品な音色を鳴らせるのが特徴です。クラシック、吹奏楽はもちろんソロなどでもその良さを発揮してくれるでしょう。
バンドレン プロファイル(アルトのみ)
昨年発売されたばかりのバンドレンの新作です。クセのない華やかな音色で低音域が出しやすいのが特徴です。
セルマーのS90シリーズとバンドレンのオプティマムの中間のような吹き心地で、初心者の方や学生さんにも扱いやすいマウスピースです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。吹奏楽・クラシック向けのアルト・テナー用おすすめのマウスピースをご紹介してきました。
特に吹奏楽においては、吹奏楽オリジナル、クラシックカバーだけでなく、様々なジャンルを演奏する機会が多いかと思います。
そういった場合や、長年の使用による摩耗などによりお買い換えの際は、是非参考にしていただければと思います。
今回は「おすすめの吹奏楽・クラシック向けマウスピース【アルトサックス・テナーサックス編】」についてご紹介しました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!